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BUILDER’S VOICE

塚田建設株式会社

代表取締役社長 塚田 研悟

Kengo Tsukada

 弊社でつくる家は一つひとつオーダーメイド。みなさん、家族構成や生活する時間帯、趣味などが違うので「住む人のライフスタイルに合わせたプランを提案すること」を大切にしています。あとは、できるだけ自然素材を使いたいですね。無垢材や漆喰などは調湿効果や消臭効果に加え、化学物質の排出が少ないので、室内の空気をキレイに保つことができます。身体に優しく、安らげる環境で気持ちよく過ごしてほしい。そんな身も心も快適な家をずっと作っていきたいですね。
 間取りについては、弊社の場合、お客様自身が考えられたものを持ってこられることも多いんです。お客様が描いた図面にプロとしての知識や法規的なこと、あとは要望を聞きながら「こっちの方が使いやすいかな?」なんてことをプラスしていく。もしかすると、プロが考えたものよりもお客様のこだわりがしっかりと反映された満足度の高い住まいが出来上がるのではと思いますね。

上/「家づくりは対話の積み重ね」というコンセプトから、打ち合わせは納得いくまで行うという。考えを押し付けず、相手が求めるものを引き出すという姿勢は「お客様に満足いく家を建ててほしい」という思いから
下/事務所入り口。自然素材とモダンを組み合わせたデザインが得意な同社。見た目はもちろん、使い勝手や心地よさも重視している

お客様とのコミュニケーションで大切にしていることは?

 

 とにかくお客様の話を聞くことをすごく大事にしてますね。対話を重ねることで相手が「本当にやりたいこと」が見えてくるので。それを聞き出して形にするのが我々の仕事だと思っています。
 あとは、お客様に対しては気軽に相談できる「友達みたいな、家族みたいな近い存在」であり続けたいですね。お客様から「他社で難しいって言われたんだけどなんとかならない?」って言われることも多いんですが、そういった相談をしてもらえるのもお客様と距離が近いからこそだと思っていて。そんな時には「絶対なんとかする!」って気持ちになりますね。笑
 家が建った後も、何かあればすぐ駆け付けられるように、積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。そのおかげもあって、お客様から知り合いのお客様を紹介していただいたりとか、新しいご縁が繋がることも多いですね。

 

上下/お引渡し後もOBさんとの距離はそのまま。「何か困ったことがないか」連絡を取ったり、定期的に家を訪問したりとコミュニケーションを欠かさない

WB工法について教えてください。

 WB工法は、長野の大工さんが考えた、高温多湿な日本の気候風土にぴったりの建物にも身体にも優しい工法です。先代は大工でしたので、開発者の思いに共感するところが多く以前から積極的に取り入れていました。WB工法で建てる家は、壁の中を空気が流れるので換気システムに頼らず自然の力で無駄な湿気や夏の熱気、生活臭が家にこもらず、快適さが保たれます。湿気で木材が劣化しないから、家はいつまでも丈夫。建てて10年とか20年経ったお客様のご自宅に伺っても、本当に家の匂いがしないんです。建てた後に魅力を実感できるので、ぜひ皆さんに知っていただきたいですね。また、住宅の高気密化により問題となっているシックハウス症候群は、換気がうまくされないことが主な原因。WBHOUSEであればキレイな空気がキープでき、カビやダニの繁殖も防げるので、そういった健康被害からも住む人を守ってくれます。アレルギー体質の方や、アトピーの方なんかにもおすすめですよ。

人と家が呼吸する「WB工法」には魅力がいっぱい。通気断熱WB工法について詳しく知りたい方はこちら▶ 深呼吸したくなる家「WB HOUSE」 https://www.wb-house.jp/

これから家づくりをスタートする方へメッセージを!

 家を建てるときにどの住宅会社に依頼するかですが、今は調べるツールもたくさんあって、みなさんすごく悩むと思います。長野県内だけでも住宅を建てている会社はとてもたくさんありますよね。いろんな工法やデザインがあり、会社の大きさも様々。一年にたくさんの数の家を建てる大きな会社もあれば、我々のような小さな工務店もあります。どんな会社に依頼するとしても、建てる人が「どういう生活をしていきたいか」をしっかり聞いてくれる「コミュニケーションが取れる会社」と家づくりをしていただくと失敗がないはず。満足度の高い家を建てるにはとにかく会話のキャッチボールが重要です。「自分が伝えたいことを伝えやすいと思える」そういった会社で家を建てていただくのが一番正解なんではないかなと思います。 

家づくりの会社選びについては「会社の大きさに関係なく自分の想いが伝わる人に依頼するのが良いと思う」と、塚田さん。「どんなに素晴らしいモノでもお客様目線でなければ満足いく家にはならないと思うから」と、相性の大切さを話してくれた

PERSONAL DATA

塚田 研悟
Kengo Tsukada

塚田建設代表取締役塚田研悟さん

明るい人柄でお客様との距離も近く、「おしゃべりしにくる感覚で事務所に来てもらえれば」と誰に対してもフレンドリーな塚田さん。これから家づくりを考える方へ「気軽に足を運んでもらって、何でも話してほしい」とのこと。

PARTNER’S VOICE

株式会社清水住建工業 坂口

「塚田さんになら話せるかも。聞いてみよう。」と思う親しみやすい人柄が魅力です。「家」という高い買い物に不安は付き物。そんな時、些細なことでも気軽に相談できるパートナーになってくれるはず。遊び心がありどんなことでも楽しめる方なので家づくりの過程もわくわくしながら進められそうです。

塚田さんが手がけた住まいを見てみる