BUILDER’S VOICE
KUMAKI。/株式会社熊木住建
設計 小山 あきな
「視線の先に何があるか、何が見えるかっていうことをいつも考えて、設計するようにしています。例えば、リビングに「ただいま」って帰ってきた時、キッチンに立ってる時、ソファーに座ってくつろいでいる時など、「暮らしながら、どんなものが見えるかな?」ていう風に考えています。その時に見える景色がすごく綺麗だったり、ワクワクするものだと暮らしって、すごく豊かになると思うんです。心がはずむ、わくわくする瞬間がたくさん生まれる家をつくりたいですね。
あとは、当たり前ではあるんですが「住む人が暮らしやすいということ」をよく考えるようにしてます。ご家族の中でも求める暮らしやすさってそれぞれ全然違ってくると思うので、家づくりのファシリテーターとしてご家族一人ひとりの気持ちや方向を合わせていく作業を大切にしています。誰かの意見だけが採用されたりということがないように、そこに住むみなさんが納得した上で家づくりが進むようにしたいんです。家は、ご家族みんなでつくっていくものだと思うので。これは設計する上でというより、私の想いですね。


左/笑顔が素敵な小山さん。柔らかな雰囲気の中にご自身の「お客様の豊かな暮らしを提案する」思いがあふれ出ていた。
右/お客様の個性を大切にして打ち合わせを進めたり、インテリアのコーディネートをしているそう。「ご家族がこだわって選んだものとか、こだわって作ったねとか思い出が残る家づくりになったらうれしい」と話してくれた。
今って、すごくたくさんの情報を得ることができると思うんですよね。便利そうな間取りとか、収納アイディアだとか。SNS上では素敵なお家や空間がいっぱい載っていて、「いいな」って魅力的に感じると思います。もちろん、“今”取り入れたらとってもいいと思うんですが、家づくりをしているその“今”だけに囚われないでほしいなって思います。「“今”、リビングに子供のおもちゃが散乱しているから収納をつくりたい」とか、「“今”、家族4人で寝ているから主寝室を広くしたい」とか。どうしても“今、必要な便利さ”をみなさん優先してしまいがちだと思うんです。もちろん今見えているものも大切。でもそれだけでなくて、あと5年後どうなっているかな、10年後はどういう暮らし方をしているだろうということを、ぜひ一度想像してみてほしい。そのためにも、ご自身が家づくりにおいて優先したいこと、大切にしたいことがなんなのか、自分たちの幸せに何が必要なのかということをじっくり考えてほしいんです。家づくりは決断することがたくさんあってすごく大変なことなんですよね。お客様が良い選択ができるように、私たちがアイディアや情報を提供して、一緒に考えていきたいと思っています。


上下/住まいの「可変性」を大切にしている小山さん。「生活って驚くほど、どんどん変わっていきます。家を建てる時は、これでもう完璧な暮らしができる!もう大丈夫!って思って作るんですけどね。たとえば、お子さんの物なんかも幼稚園生と中学生では全然違ってくると思うんですね。それに合わせて収納を見直したり、家具の配置を変えたりできるようにしておくのがいいのかなと思ってます」。
スタッフが明るくて、和気あいあいとしていて楽しい会社なところですね。自分の毎日の生活を楽しんでいるスタッフがとっても多いので、お客様に対しても「暮らしを楽しんでほしい」という思いが強いんです。暮らしとかインテリアとか、「家」に関するものに対して、みんな深い愛情を持っていますね。お客様によりよいものを提案できるように流行に敏感であったり、トレンドも常に勉強したりとか。当たり前だとか、こうあるべきっていう概念に囚われないで、お客様に合わせて柔軟な考えや行動ができること。そして、いつも向上心を持って、「自分たちが作っていくものをさらに良くしよう。」、「お客様にもっと満足してもらおう。」という思いのスタッフがたくさんいることが弊社の一番の強みだと思います。
弊社のコンセプトは「家と楽しむ。」こと。家というものがただの箱ではなくて、住む人の心が今よりももっと豊かなものになってほしいと、スタッフ一同願っています。弊社なら、毎日がわくわくする、心がはずむ暮らしを提案できますよ。


熊木住建のオフィスがある長野市神明の「and LIFE」。同社のショールームや、小さなお子様が木のぬくもりを感じながら遊べる「木育広場ぬくもく」、レンタルルームなど家族みんなで楽しめる場所になっている
小山 あきな
Akina Koyama

インテリアが大好き!な小山さん。「ダイニングテーブルを変えてみようかなと、この空間にフロアライトを置いてみようかなとか、日々の暮らしをもっと楽しんでもらえる空間づくりをしていきたい」と、お客様にも自身が好きなインテリアでつくる豊かな暮らしへの想いを話してくれた

PARTNER’S VOICE
株式会社清水住建工業 小林

小山さんは熊木住建さんのOBさんなので熊木さんの魅力を、一番知っていらっしゃるはず。ご自宅のサッシは、当時私がお見積りを担当したので、今一緒にお仕事させていただけることにとてもご縁を感じています。トレンドにも敏感で、常にお客様の満足のために最善を尽くす姿にこちらも頑張ろうという前向きな気持ちになります。