BUILDERS VOICE
ALOHA100/須坂土建工業株式会社
企画部 インテリアコーディネーター 山岸 奈々実さん
山岸さんらしい提案とは?
これからお家づくりを考える方の中には、お子さんの成長に伴い家づくりを考え始めた「子育て世代」の方もきっと多くいらっしゃると思います。私自身“仕事をしながら子育てをしている”というライフスタイルなので、お客様と暮らしの中で共感できるポイントが多いんです。ママさんやパパさんが、お家の中で家事や育児を「ちょっと大変に感じるかも。」って思う瞬間もあると思うんですよね。だからこそ、「ご家族みなさんが楽しく生活できるお家」にしてあげられたらいいなと思っています。少しでも家事のストレスが減ったらいいなとか、ママやパパが笑顔になってくれたらいいなとか。
例えば、キッチンに立った時によく見える位置にお気に入りのクロスを入れて、テンションが上がるようにしてみるとか。もし、料理が苦手なご主人だったとしたら、キッチンの色を好きな色にしてあげたらお料理するの楽しいかも?って打ち合わせでお話してみたり。お客様から実際に「ストレスがなくなりました」と言われることもあって。そんな時は、すごく嬉しくなりますね。



須坂市内にある同社のモデルハウス「SENN」。「シックにまとめました」と、コーディネートのテーマやポイントを山岸さんが教えてくれた。グレーや黒など、落ち着いたカラーで統一されており、ほっとくつろげる空間になっている。まぶしさを抑えたグレアレス照明もポイント。柔らかで心地よい光が癒しを与えてくれる。
ご自身の体験が、仕事への思いに繋がっていると聞きました
アパートに住んでいた頃、家の中がとっても寒くて、すごくストレスを感じていました。リビングは暖かくても、他の部屋は寒い。もう洗面所に行くのが本当にイヤで。笑 洗濯物を畳むのもしまうのもとにかく寒くて「家事どころじゃない」って思ってました。弊社の建物の場合、エアコン1台で快適な暖かさと涼しさを叶える家というのが特徴ですが、その当時は「家中どこも温度差がない家」というのがまだまだ当たり前ではなくて私の中でものすごく感動的でした。以前は全く違う業種の仕事をしていたんですけど「私のように家が寒くて悩んでいる人がいっぱいいるはず。この感動を“伝える”側に行きたい」と思って、住宅のことを勉強し始めました。「今の住まいが寒い」と悩まれている方も多いと思うので、ひとりでも多くの方に「寒くない暮らし」を体感してもらいたいですね。

にこにこ明るい対応に、こちらもつい笑顔になってしまう。お話を聞いていくと、笑顔の奥にある「心地よい空間づくりで目の前のお客様に笑顔になってほしい」という山岸さんの強い「芯」の部分が見えた。
これから家づくりをされる方へのメッセージ
お家づくりって考えることが本当にたくさんありますよね。性能がいいとかデザインがいいとか、色々理想があると思うんですけど、まず最初に「自分たちがどういう暮らしをしたいのか」という優先順位をしっかり考えて進めていただければなと思います。
実は私、弊社ではない住宅会社で家を建てたんです。その時は、依頼を決めた住宅会社さんが持っている「土地の条件」が良くて選びました。希望どおりの場所に住むことができましたが、お家そのものの性能というのは、弊社がつくっている建物とは全然違くて、「私が暮らしたかったお家とはちょっと違うかも?」という気持ちが少しあります。家づくりを進めていくと、決断を迫られる場面が多いかもしれないのですが、落ち着いて一度考える時間というのはあってもいいのかなと感じます。いろいろなハウスメーカーさん、住宅会社さんをぜひたくさん訪問してみてください。建物を見て、会社さんの話を聞いていくと「やっぱりこれは譲れないよね」というのがきっと見つかってくると思います。その譲れないものが叶えば、後悔ない家づくりになるのではないかなと思いますね。

PARTNERS VOICE

株式会社清水住建工業 坂口
山岸さんは穏やかな笑顔と、お話しているとホッとする安心感が魅力!ご自身の体験に基づいた「日々の家事・育児が楽しくなる、豊かな暮らし」のご提案に「そのアイディア取り入れてみたい」ときっと思う方も多いはず。
今日のインタビューでは、「お客様のためになんとかしたい!」という強い気持ちがたくさん聞けて、こちらもなんだか心が温かくなりました。
今回のインタビューした場所はこちら
ALOHA100 モデルハウス「SENN」
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