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BUILDER’S VOICE

松澤建設

専務取締役 松澤 雄太

Yuta Matsuzawa

家づくりで大切にしているポイントは?

 「お客様の理想」と「自然素材」、湿気がこもらず快適さが続く「WB工法」を組み合わせた家をつくっています。弊社にいらっしゃるお客様は、家づくりに対してありきたりなものではなく「雰囲気のよさ」だったり、「心地よい空気感」を求めている方が多いですね。みなさん、それぞれ「せっかく家を建てるんだから自分の好きなものを取り入れたい」とか、「こだわりの住まいを作りたい」っていう夢がたくさんあって。間取りやデザイン、使うアイテムなんかを自分色の家にしたいと思っていらっしゃるので、何を望んでいるかをしっかり聞き出しつつこの人こういうの好きそうだな」とか、逆に「ここはあんまりポイントじゃなさそうだな」っていうのを想像しながら提案するようにしています。相手がイメージしているものを大切にしながら、「こんなの思いつかなかったな」って、想像を超えるような、一歩先を行くような家づくりをしていきたいです。

上/「自分でいいなと思ったものをお客様に勧めたい」と自身の家づくりへのこだわりを話してくれた松澤さん
下/「弊社が大切にしている空気感や素材感は、実際に建物をみて感じてほしい」とのこと。素材や色味のバランスはその人の好みを

WB工法の魅力について教えてください。

 「家を建てたときの状態がずっとつづくところ」ですね。WB工法は壁内部にふたつの空気層があり、湿気やニオイ、有害物質を含む空気が屋根のてっぺんから抜けていきます。常に空気が流れているので、柱や梁などの構造体が湿気によって腐ることなく、建てた時のままを保てます。身体にも、家にも優しい工法なんです。
 我が家もWB工法でリフォームをしましたが、「空気がこもらずに抜ける」っていうのがとても心地いい。子供たちもアパートにいた時よりものびのびと過ごせているように感じます。気持ちのいい空間で暮らせると、学校にも仕事にも毎日元気に行ける気がしますね。見えない部分ではあるんですけど、大きな違いがあるなと思っています。自分が実際に感じていることをみなさんに伝えて、WB工法の家を一棟でも多く建てて、この快適さをぜひ知っていただきたいですね。

上/土壁の原理を応用した透湿性の高い壁は、ニオイや化学物質も屋外へと排出。換気システムを使わずに室内の空気をキレイに保てる「通気断熱WB工法」。深呼吸したくなる家「WB HOUSE」についてもっと知りたい方は▶ https://www.wb-house.jp/
下/消臭や調湿効果のある漆喰壁。機能性はもちろん、上質な風合いも魅力

これから家づくりをスタートする方へメッセージを!

 

 今の時代は物価高で、住宅に限らず何でも高くなってきちゃっていて、これから家を建てる人は正直大変だなって思います。建物の価格がすごく高くなっているから、予算的に厳しくて色々と諦めざるを得ない部分もあると思うんですけど、まずは家が建った後に「見えなくなってしまう部分」はしっかりお金をかけておいてほしい。「住まいの性能」に関わることは後でやり直すのが難しいけれど、「心地よい暮らし」に直結します。まずは快適な環境にしておかないと、いくらオシャレな空間を作っても、暑かったり寒かったり「なんか快適じゃないな」ってなってしまうので、見た目ではわからないところを一番こだわってもらいたいなっていうのはありますね。やっぱり良いものを使えば、建てる時にはそれなりにお金がかかっちゃうんですけど、後々「快適な毎日」っていう形でお客様自身に返ってきますから、最初にかけたお金は無駄にはならないですよ。

上下/愛犬クマちゃんと過ごす時間は癒しのひととき。WB工法を用いてリフォームした快適な空間で、クマちゃんものびのび過ごしている様子。「いつも空気がキレイなので犬のニオイが気になりません」と、ペットを飼われている方にも同工法をぜひおすすめしたいそう

PERSONAL DATA

松澤 雄太
Yuta Matsuzawa

ゆったりとしたソフトな雰囲気で、相手に安心感を与えてくれる松澤さん。家づくりに対しては妥協を許さず「納得のいくものを作りたい」と熱い思いを持つ。

PARTNER’S VOICE

株式会社清水住建工業 坂口

誰に対しても飾らない、穏やかな人柄が魅力の松澤さん。いつも温かな松澤ファミリーに癒されて、お仕事の話をしに行っているのに、なんだか知り合いの家に遊びに行っているような感覚になり(笑)帰り道は「楽しかった~」と心が満たされます。

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